薬學部薬科學科

受験生のための化粧品が學べる
薬學部薬科學科

薬科學科教授の徳留先生が登場する化粧品についての動畫がみられます
聞きたくても聞きにくい 薬科學科Q&A
 城西大學薬學部薬科學科は、化粧品を學べることが大きな特徴ですが、ホームページやパンフレットには「醫薬品」「化粧品」「食品」の3つの分野が書かれています。薬科學科をよく知ってもらいたいので、最初にこの3つの分野について、“聞きたくても聞きにくい”質問とその答えとして書いてみました。
Q. “醫薬品?化粧品?食品のプロデューサー”って、何のことを言っているのか分かりません。
A .  プロデューサーとは、モノづくりを取りまとめる役目のことです(テレビ番組や映畫にもいるプロデューサーと同じです)。つまり、新しい醫薬品?化粧品?食品を世の中に送り出すリーダーのことです。

Q. 醫薬品?化粧品?食品って、一人が全部、學ぶことが出來るのですか。
A.  初學年では、醫薬品、化粧品、食品の全てについて基礎を學びます。上位學年になると興味を持った分野の専門領域を自ら選択し學びます。

Q. 私は、醫薬品?化粧品?食品分野の1分野にだけ、興味があります。それを勉強したいのですが、大丈夫ですか。
A.  もちろん、大丈夫です。醫薬品、化粧品、食品の基礎領域は共通していますので、幅広い知識を得ることができます。上位學年では興味のある分野を選択できます。途中で興味が変化した場合でも別の分野を後から選択することも可能です。

化粧品

Q. 薬科學科の「化粧品」は、美容と何が違うのですか。
A.  美容とはメイクアップ(化粧)、スキンケアやヘアスタイリングなどによって容貌,容姿をより美しく見せるために形づくることを指します。薬科學科は、メイクアップ、スキンケア、毛髪用化粧品、ボディケア化粧品やフレグランス化粧品など多岐にわたる化粧品による「美の追求」だけでなく、安全性に優れた化粧品を薬學、皮膚科學、物理化學、分析學、界面化學などの幅広い知識や技術を用いて科學的根拠に基づいて開発することができる人材を育成することにあります。

Q. 薬科學科を卒業して化粧品の會社に就職する人って、いるのですか。
A.  化粧品會社に就職する學生は毎年おり、多くの先輩が活躍しています。大學院を修了すると、研究職や開発職として活躍できます。

Q. 薬科學科を卒業して化粧品の會社に就職する人って、何をしているのですか。
A.  営業や製造部門だけでなく、特に、大學院の修了生の多くは研究部門や開発部門で働いています。本學の大學院を修了生の化粧品會社就職率は全國トップクラスです。

Q. 化粧品って、醫薬品ですか。
A.  スキンケア化粧品は、効果?効能に応じて「醫薬品」、「醫薬部外品」、「化粧品」に分類されています。醫薬品はもっぱら治療を目的としたもので、醫薬部外品は効果?効能を示す有効成分が一定濃度で配合されており、効果を謳うことができます。一方、化粧品は、効能?効果が緩和で、清潔にする、美化する、魅力を増す、健やかに保つなどの目的で使用される製品のことで、効能?効果を表示することは認められていません。

Q. 薬科學科で化粧品を勉強して、幸せを屆けられる人になれますか。
A.  化粧品は心や體に働きかけ、生きる心の支えになることが知られています。また、メイクによって外観を整えることにより顔に損傷を負った人の心を豊かにするリハビリメイクなども知られています。

Q. 薬科學科で化粧品を勉強している先輩は、どの人もお化粧にすごく興味があるのですか。
A.  大學入學以前から化粧に興味を持っている學生も多いですが、化粧品會社の研究者として勤務経験のある教授や大手化粧品メーカーの研究者による「化粧品?香粧品學」の講義などを通じて化粧品業界に興味を持つ學生も多いです。さらに、化粧品も醫薬品と同様に様々な分野の科學技術が相互に連攜し、作り出されています。それらの知識を総動員して化粧品製剤を作成する「薬科學実習E」を通じて化粧品に興味を持つ學生も多數います。

Q. 化粧品を勉強する先輩に、男子はいるのですか。
A.  薬科學科の約6割が男性です。最近では清潔感やさわやかな印象を與えるために肌のケアに興味を持つ男性が増えており、男性がスキンケアをするのも當たり前の時代になってきました(実際に、男性用化粧品のCMを見かけますし売り場も増えてきました)。化粧品に興味を持って學んでいる男子學生も多いです。また、化粧品會社には男性も多く、決して女性ばかりではありません。

Q. 城西大學の薬科學科で學べる化粧品の勉強って、何が特徴ですか。
A.  城西大學薬科學科は研究活動も充実していることから、最先端の化粧品の研究に攜わることができます。國內および國際學會等で數多くの研究発表が積極的に行われており、數多くの學術論文や記事を執筆されており、本學の研究內容は國內外の化粧品メーカーから注目されています。特に、有効成分を皮膚の中に送達する技術は世界トップクラス#であり、研究論文のいくつかは、安全性評価方法に関するガイダンスに掲載されています。化粧品研究を推進している杉林教授?徳留教授らが報告している論文數は合わせて400報近くもあります。

Q. 薬科學科の學びの特徴って、世の中でどんな役に立つのですか。
A.  化粧品は毎日使うものなので、安全性が第一です。研究で身につけた知識や技術は、安全?安心で有効性の高い製品の開発に繋がります。また、最先端の研究結果を世の中に送り出すことで、いつまでも健やかに美しくいたいという人々の願いを葉えるだけでなく、生活の質(Quality of Life)を高めることで生きる喜びや、生きがいを屆けることもできます。

醫薬品

Q. 薬科學科の「醫薬品」って、なんですか。薬剤師を目指す薬學科と何が違うのですか。
A.  醫薬品とは、ヒトや動物の疾病の診斷?治療?予防を行うために與える薬品のことです。薬科學科では、既存の薬品の治療効果を高める、もしくは副作用を少なくすることを可能とする製剤技術(Drug Delivery System)の開発や、治療が困難だった病気に対する新しいくすりの開発を行っています。

Q. 醫薬品開発って、大切なのですか。
A.  醫薬品による治療効果の向上や患者さんの日常生活での苦痛を減らしたりすることなどに、大きな貢獻をすることができます。

Q. 薬科學科を卒業して醫薬品の會社に就職する人って、いるのですか。
A.  多くの先輩が醫薬品會社に勤めています。

Q. 薬科學科を卒業して醫薬品の會社に就職する人って、何をしているのですか。
A.  學部で卒業した學生は、醫薬品會社の醫薬情報擔當者(Medical Representative、MR)として活躍しています(他大學でも同じ傾向です)。また、進學して大學院を修了した學生は、製薬會社で研究?開発職に就いています。本學大學院を修了した學生の醫薬品會社就職率は全國トップクラスです。

Q. 薬剤師でない薬の勉強をした人って、何になれるのですか。薬剤師と違う將來って、何ですか。
A.  薬學の知識は様々なところで必要とされています。薬學部卒業生の職場フィールドは、醫薬品開発(創薬研究者、治験コーディネーターなど)、薬事行政(科捜研職員など)、教育?研究関係(高校?中學理科教員及び大學教員など)、醫薬関連企業(製薬會社、化粧品會社、食品會社、診斷薬メーカーなどの研究?開発職)、その他(醫療?醫薬ジャーナリスト、醫療?醫薬投資アナリスト、登録販売者、商社マンなど)、非常に幅広く活躍できる場があります。一方、薬剤師免許が必要な業種は病院薬剤師やドラッグストア薬剤師、醫薬品管理者などです。

Q. 私の親は薬剤師の方がいいんじゃないの、と言います。親も納得できるくらいに、薬科學科で學ぶ「醫薬品」について語ってもらえますか。
A.  高校生の皆さんが大學を卒業し、社會で活躍し始める2025年には世界人口は80億人と言われています。このころには、社會?経済のグローバル化の進展およびグローバルヘルスの高まりを背景とし、革新的な醫薬品に対する需要が世界規模で高まっているとすでに予想されています。多くの薬剤師は醫薬品の研究開発にタッチしないため、薬科學技術者の役割が重要となります。社會に出て薬科學技術者として活躍するためには、日本國內だけを見ているのではなく、世界全體の動きを捉える力が必要となります。薬科學科は、1年次より留年することなく半年間海外姉妹校にて英語で講義を受講し単位を習得できる海外セメスター留學制度があります。また、多くの海外留學生と一緒に研究活動を進めることができる環境にあります。海外で薬學教育を受けることや海外の研究者?教員?學生と研究活動を行うことは、言語、文化、経済狀況、醫療制度、醫薬品を取り巻く環境が國ごとに異なることを身をもって體験?認識できるため、他大學には見られない環境が揃っています。

食品

Q. 薬科學科の「食品」は、醫療栄養學科の管理栄養士の勉強と何が違うのですか。
A.   食品には栄養素だけではなく、私たちの健康に影響を與える様々な成分が含まれています。薬科學科では、食品(成分)の新しい可能性を見出して新しい健康食品や醫薬品の開発につながる內容を學びます。

Q. 薬科學科を卒業して食品の會社に就職する人って、いるのですか。
A.  食品を専門に學んだ學生さんはもちろん、醫薬品や化粧品を専門に學んだ學生さんも食品會社に就職しています。

Q. 薬科學科を卒業して食品の會社に就職する人って、何をしているのですか。
A.  新しい食品の研究、開発をしたり、食品を安全に製造するために衛生環境を管理したりしています。

Q. サプリメントとか健康食品とかって、このごろ何でTVコマーシャルが多いのですか。
A.  健康への関心が高まっているからです。サプリメントや健康食品が健康を保つのに重要であることが認識され始めているのです。

Q. 醫療栄養學科で管理栄養士になれば國家資格です。薬科學科の「食品」の勉強って何がいいのですか。
A.  管理栄養士は、すでに知られている栄養素の働きを考慮して健康を保つためのサポートを行います。薬科學科では、病気の発癥を予防する「食品」、病狀の改善をサポートする「食品」について勉強します。

Q. 「薬科學科で學ぶ食品って凄い!」って思うように、私に語ってもらえますか。
A.  薬科學科では、醫薬品の研究?開発に求められる高度な知識と技術を、食品の研究?開発に応用しています。特に化粧品を學べる薬科學科では、「食べて美しくなる」ことを真剣に研究しています。

大學院進學

Q. 薬科學科の卒業生は、大學院に進學する人が多いってききました。それなら6年制の薬學科で薬剤師めざすのと同じです。何で大學院に行くのですか。
A.  大學院では、薬科學に関するより高度で最先端の知識と技能を身につけます。研究室での実験に沒頭することでより深く専門領域を學んでいきます。科學技術が日々進歩している世の中は、このような人材を必要としています。大學院修了後は、醫薬品?化粧品?食品などの各専門領域で、研究者?技術者として活躍しています。

Q. 私は家計を考えると大學院進學は大変です。経済的な負擔は大きいのですか。
A.  大學院の授業料は、學部に比べておよそ半額です。また、學內で大學院に進學した場合、入學金も免除されます。希望する大學院生には日本學生支援機構からの奨學金を受けることができます。この奨學金には返還免除制度があります。また、ティーチングアシスタント制度があり、教員の教育活動をサポートすることで給付金を受けることができます。以上のように、種々の制度により、経済的負擔を軽減することができます。
<城西大學の海外姉妹校 マレーシアMSUセメスター留學情報>
マレーシア Management & Science University (MSU)セメスター留學5期生のレポートにリンクしています。MSUは城西大學の海外姉妹校のひとつで、薬學部薬科學科の學生から毎年、ここへ留學する人がいます。では、現地レポート!
「JUブルガリアンローズウォーター」とは
「JUブルガリアンローズウォーター」は、城西大學の國際交流活動のなかで、バラの中でも最高級といわれているブルガリアンローズがブルガリア大使館を経由して城西大學坂戸キャンパスに植えらたことを記念して開発された化粧水です。ブルガリアの香りをご自宅で、外出先で楽しんでいただける、ピンクの薔薇の香気にあふれた化粧水です。入浴後のボディローションとして、また、コットンに染み込ませ疲れ目用のアイパックとして、冬場の乾燥肌や季節の変わり目の敏感肌にも安全にご使用いただけます。
「JUブルガリアンローズウォーター」は、薬科學科の薬粧品動態制御研究室が開発しました。薬粧品動態制御研究室では、薬物を錠剤や注射剤のような投與しやすい形にする「製剤學」をベースに、化粧品の開発、アロマテラピーなどの従來の西洋薬にはない概念を用いた皮膚科學の研究など、さまざまな分野に発展させながら、創薬の新しい可能性を模索しています。
城西大學で化粧品を學ぶ
城西大學薬學部薬科學科の學びは、醫薬品、化粧品、食品の3つの分野です。薬科學科は「元気」と「きれい」が學びのテーマ、と言えば分かりやすいでしょうか。その中で、ここでは<美容を科學する>化粧品について詳しく書いてあります。 
化粧品を開発したいのですか?
「化粧品を開発する」というと、どんなイメージでしょうか。「メイクが好き」「美容に興味があるから」「私が使ってみたい化粧品を作りたい」「肌にやさしい」「お化粧で人生が変わることもある」「きれいなお仕事」「美容に興味がある」などなど、様々でしょう。「開発」という言葉でいろいろ連想できます。「開発」をもっと広く考えれば、「どんな化粧品が求められているか」「どんな化粧品にするのか」「どんな化粧品ができたか」「その化粧品をどうやって製造するのか」「どのような人に」「どのような売り方で」「そのくらいの値段で」といったことのすべてが「化粧品を開発する」ことだということになります。言葉をかえれば「化粧品業界で生きていく」ということ全てが「化粧品開発のお仕事」に置き換えられるのかもしれません。
城西大學薬學部薬科學科で學ぶ「化粧品」は、このなかのどのような「開発」なのでしょうか。これまでに出てきた言葉でいえば、「どんな化粧品にするのか」「どんな化粧品ができたか」「その化粧品をどうやって製造するのか」といった範囲になります。それは「化粧品を研究する」という言葉に置き換えることができるかもしれません。例えばこの後にご紹介する「化粧品?香粧品學A」という授業では、授業の目的?目標に「化粧品を有効にかつ安全に使用するためには、化粧品の功罪を使用者に正しく伝える必要がある。また、それぞれの使用者にあった化粧の仕方と化粧品があることも理解しなければならない。そこで、「化粧品?香粧品學A」では、まず健康な肌(皮膚)そして病的な肌の形態と機能、次に、化粧や美容のための科學的側面について學ぶ。さらに、これらの知識を基に、化學物質としての香粧品(化粧品を含む)を知り、これらの最適使用法について考えられるようにする。」としています。「肌(皮膚)の知識」では、肌のキメ、肌の美しさを評価できること、皮膚のうるおい、はりについて説明できること、「皮膚の機能」では、皮膚の保濕機構、體溫調節機構、知覚作用、呼吸作用について簡単に説明できること、「皮膚の色とシミ」では、メラニンのはたらき、メラニンの體內での作られ方、皮膚の色の代表的な病気、メラニン生成抑制法を説明できること、「皮膚の栄養(美容食)」では、美容食とは何か、ビタミン類やミネラル摂取、塗布による有効性、化粧と栄養の共通點などを學びます。こういったことを學ぶことで、関連する科目とのつながりが分かってくるのです。
化粧品を開発したいという言葉と、城西大學薬學部薬科學科で「化粧品」を學ぶこと、その共通部分と薬科學科が目指すものが理解できたでしょうか。
薬學部薬科學科の學生が語った 私の學び
城西大學薬學部薬科學科の學びは、醫薬品、化粧品、食品の3つの分野です。そのため、在學生の興味?関心は化粧品にとどまりません。詳しい説明の前に、薬學部薬科學科の學びを3人の在學生の聲でご紹介することから始めましょう。
2016年4月入學 須戸さん
將來、化粧品や醫薬品の開発に攜わりたいと思い、薬學部薬科學科に入學しました。城西大學は、擔任制のおかげで、學習方法や履修の仕方などの疑問に関しても、親身にアドバイスがいただけるので安心して學びことができます。また、成績次第で2年次から研究室に所屬でき、3年次には大學院を受験する資格が得られる飛び級制度など、努力するほど多くを學べる環境も魅力です。周囲には大學院をめざす仲間も多く、放課後は、よくJUカフェに集まって勉強しています。友人と話し合いながら勉強するのは楽しく、また、刺激にもなります。「生化學」という授業では、細胞を構成する分子の構造や皮膚生理など、研究してみたい內容に觸れることができ、さらに學ぶ意欲が高まりました。充実した大學生活を送るには、目標に向かって努力を惜しまないことが大切だと思っていますが、それに応えてくれる大學であると実感しています。

2014年4月入學 栗原さん
入學後の早い時期から研究室を見學させていただき、先生や先輩方が進路の相談に気軽に応えてくださったおかげで、將來の目標が明確になりました。現在は臨床検査領域で活躍できる技術者をめざしています。學ぶべきことは多く、簡単ではありませんが、先生や先輩の支えに勵まされています。総合大學の利點を活かした文系學部の學生とのグループワークでは、地域活性化につながる商品企畫に挑戦しました。薬學の知識とマーケティングの視點から議論を重ね、ハーブを使ったクッキーを企畫したことは、薬學だけでないものの見方を得る良い機會になりました。今後は、「病理組織細胞學」や「薬物動態學」などの授業で得た知識を基礎に、研究室でより専門的な研究に取り組み、またボランティアなどにも積極的に參加することで、技術者として必要な知識とコミュニケーション力を磨きたいと思っています。

2013年4月入學 齋藤さん
留學プログラムが充実していることは城西大學の大きな魅力です。私も、大學の制度を利用して、何度か留學を経験しました。交換留學で訪れたタイでは、薬局や化粧品會社を訪問したり、現地の文化や薬學事情を學んだり、貴重な體験ができました。2年次からは早期配屬制度によって研究室に所屬し、醫薬品や化粧品の開発に実績豊富な先生方の指導を受けています。現在は薬物をどう効率よく皮膚の中に屆けるかの研究をしています。実験では、思い通りの結果が得られないものも多いのですが、仲間と助け合って、打開策を考え、乗り越える力が培われました。また、研究室では企業との共同研究も盛んなため、社會人の方と接する機會が多く、化粧品や醫薬品の研究開発にますます興味がわいています。卒業後は大學院に進學し、研究開発職に求められる技術と応用力を身につけたいと思っています。
(齋藤さんは取材時に4年次生で、現在は城西大學大學院薬學研究科薬科學専攻に進學しています。)
薬科學専攻の大學院生にインタビュー
城西大學大學院薬學研究科薬科學専攻で研究している女子と男子の大學院生からもお話しをうかがいました。どうして大學院生にもインタビューしたのかは、[化粧品が學べる 城西大學薬學部薬科學科]を最後まで読んでもらえればきっと分かります。
大學院生の皆さんは、どう考えているのでしょうか。
Q:城西大學薬學部薬科學科と専門學校の「化粧品」の學びの違いは?
A:専門學校でも化粧品に関するスペシャリストになるために、高いレベルの教育をうけられると思います。しかし、城西大學薬學部薬科學科では、化粧品だけでなく、薬學という視點から化粧品に関する教育を受けられ、また食の観點からも學ぶことができるために、化粧品とそれを取り巻く領域についても幅広く學ぶことができます。その幅広い學びから「化粧品」だけでない自分の將來像がみえてきます。そこに大きな違いがあると思います。

Q:薬科學の研究?実験で面白いことは?
A:日常的に身近にあるもので、ほとんどの人が使用するモノの研究は、とてもわかり易く魅力を感じます。城西大學薬學部の薬學科であるならば薬剤師を目標としますし、醫療栄養學科であるなら管理栄養士をめざしますが、薬科學科では目指すものが1つとは限らず、幅広く選択できます。

Q:薬科學科の特色は?
A:いろいろなことを學ぶことができるので、自分のやりたいことの幅がとにかく広がります。化粧品だけでなく、薬?食の知識も身に付きますので、一つにこだわらず多様な將來の夢もかなえることができます。それに薬學部薬科學科は少人數制のため、先生方や學生同士のつながりは最高です。先生方は學生一人ひとりをよく知って下さり、とても良い相談者にもなってくれます。

Q:これから受験を考える高校生に一言。
A:大學にまだ迷われているのであれば,薬學部薬科學科にきてください。勉強していく中で將來の方向性を変えていくことが可能なのが薬學部薬科學科です。

城西大學?城西短期大學では、オープンキャンパスを開催しています。詳細は、受験生サイトのオープンキャンパスをご覧ください。
皆さんのお越しを心よりお待ちしております。

実験の合間に快くお話しを聞かさせてくださった皆さんに感謝します。
化粧品を薬學部薬科學科で學ぶ
<美容を科學する>という化粧品とは、どういうことなのでしょうか。
化粧品と一言でいっても、スキンケアやメイクアップ、さらにヘアメイクに関することまで化粧品の種類はたくさんあります。日常的に使う女性の化粧品は、ファッションの一部としてトレンド化され流行に左右されていますが、そこでは美しさを表現する見た目の化粧品から、実用的に肌に良いとされる成分の入った化粧品に至るまで日々研究?開発されているのです。城西大學薬學部薬科學科には、そんな化粧品や肌に関係する研究?開発が學べる「皮膚生理學研究室」「薬粧品動態制御研究室」があります。ここでは化粧品を使うことによって実際の肌の中で何が起きているのか研究しています。この2つの研究室を紹介します。
化粧品や機能性化粧品が研究開発され、販売されていますが、その有効性や安全性を知る上でそれらが肌の中でどのように作用しているかを科學的に明らかにする必要があります。皮膚生理學研究室では皮膚中セラミドの生成、代謝研究、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成に関する研究、生活習慣病皮膚の生理學的研究など高度な専門性を有する研究を行っています。
薬粧品動態制御學研究室ではのみ薬と注射に代わるものとして、<クスリを含んだマイクロマシン>を體の中や皮膚の上に裝著させ、インターネットを介してクスリを投與するという新しい考え方で、かつ20年後には醫療の中心を擔う醫薬品について研究を始めました。研究室では、20年後はクスリも腕時計やコンタクトレンズのよう裝著するモノになると予想しています。また、動物実験を行うことなしに新しいクスリや化粧品を開発する方法についても研究しています。いろんな領域の知識やモノを參考に醫療や美容で役立つモノを創り出す研究をしています。
薬學部薬科學科の授業にある「化粧品」の例
●「化粧品?香粧品學A」
例えば、薬學部薬科學科2年次の専門科目「化粧品?香粧品學A」のシラバス(授業內容)を紹介しましょう。これは2018年度のホームページでも公開しています。

授業の目的?目標   
化粧品を有効にかつ安全に使用するためには、化粧品の功罪を使用者に正しく伝える必要がある。また、それぞれの使用者にあった化粧の仕方と化粧品があることも理解しなければならない。そこで、「化粧品?香粧品學A」では、まず健康な肌(皮膚)そして病的な肌の形態と機能、次に、化粧や美容のための科學的側面について學ぶ。さらに、これらの知識を基に、化學物質としての香粧品(化粧品を含む)を知り、これらの最適使用法について考えられるようにする。

講義スケジュール   
1 肌(皮膚)の知識

?肌のキメ、肌の美しさを評価できる。
?皮膚のうるおい、はりについて説明できる。

2 皮膚と角層の形態および皮膚付屬器の形態
?皮膚の斷面構造を説明できる。
?角化のターンオーバーを説明できる。
?脂腺、汗腺、毛の形態について説明できる。

3 皮膚の機能
?皮膚の保濕機構、體溫調節機構、知覚作用、呼吸作用について簡単に説明できる。

4 皮脂とよごれ
?皮脂について説明できる。
?皮膚のよごれを正しく洗浄する方法や洗浄剤について説明できる。

5 角層バリアと角層のケア
?角層の水分?物質バリアを説明できる。
?皮膚バリアの指標を説明できる。
?角層のケア方法について説明できる。

6 皮膚の色とシミ
?メラニンのはたらきを説明できる。
?メラニンの體內での作られ方を説明できる
?皮膚の色の代表的な病気を説明できる。
?メラニン生成抑制法を説明できる。

7 皮膚の衰えとシワ
?シワを科學的(學術的)に説明できる
?シワを分類し、その発現機序と手當てを説明できる。

8 皮膚と日光、汗
?日光光線を分類できる。
?紫外線を分類し、その生體に対する作用を説明できる。
?SPFやPAを説明できる。
?発汗の皮膚に対する作用を簡単に説明できる。

9 経皮吸収
?基本的な経皮吸収理論を説明できる
?経皮吸収の経路、経皮吸収速度の調節法を説明できる。

10 皮膚の栄養(美容食)
?美容食とは何かを説明できる。
?ビタミン類やミネラル摂取、塗布による有効性を説明できる。
?化粧と栄養の共通點について説明できる。

11 毛と爪の知識
?毛や爪の成分を説明できる。
?ヘアサイクルとは何かを説明できる。
?毛染めを分類、その特徴を説明できる
?コールドパーマネントウエーブの原理を説明できる
?爪の構造を説明できる。

12 接觸皮膚炎(一次刺激性接觸皮膚炎とアレルギー性接觸皮膚炎)
?接觸皮膚炎を分類し、説明できる。
?一次刺激性接觸皮膚炎の原因と対処法について説明できる。
?アレルギー性接觸皮膚炎の原因と対処法について説明できる。
?接觸皮膚炎の原因と対処法について説明できる。
?接觸皮膚炎の検査を説明できる。

13 化粧品?醫薬部外品と美容
?化粧品?醫薬部外品の定義、種類について説明できる。
?レーザー治療、ケミカルピーリング、アロマテラピーの効用を説明できる。

14 化粧品?香粧品の功罪
?化粧品?香粧品の役割について説明できる。
?化粧品?香粧品の健康被害について説明できる。

15 まとめ
?「化粧品?香粧品學A」で學んだ內容を概説でき、他に関連する科目とのつながりを説明できる。 
城西大學の化粧品研究と埼玉県の産官學連攜
埼玉県の化粧品生産額が平成24年?平成25年と2年連続第1位(平成24年、25年経済産業省「化學工業統計」)だったことを知っていましたか。殘念ながら、そのあとは靜岡県に1位の座を明け渡しましたが、埼玉県は全國的に化粧品生産額の需要が伸び悩むなかで海外の販路に目をむけ、城西大學薬學部、埼玉県保健醫療部薬務課、埼玉県化粧品工業會と共にイスラム教徒向けのハラール化粧品の研究開発に取り組みました。ハラール化粧品の開発は2年前、提言したのは、城西大學薬學部の杉林堅次副學長(現:城西國際大學學長)です。三者の研究成果を基に石田香粧㈱がハラール認証に適合した化粧品を製造し2016年宗教法人日本イスラム文化センターから「ハラール認証」を與えられました。ムスリムは1日5回の禮拝時にメイクを落とさなければいけないこと、ヒジャブ(スカーフ)で覆われていない部分の日焼け予防に対する意識が高いことなどから、商品としてはメイクアップリムーバーとオールインワンのホワイトジェル、日焼け止めクリームのUVケアクリームの3アイテムとなりました。ブランド名は「Melati(メラティ)」「MADE IN JAPAN」のハラール認証化粧品です。
女性であれば、誰もが美しくなりたいと思う気持ちは同じだと思います。それはもちろんイスラムの教えで生きている女性たちも同じようにきれいでいるために、スキンケアやメイクに興味を持っています。私たちは品質というときに、化粧品を科學的にとらえて安全で肌に良いものを求めていますが、イスラムの教えで生きている人たちは、それに加えて、むしろそれ以上に教えに正しいかという品質が大切だと考えています。それらの基準に合格した製造過程でつくられた化粧品、つまりイスラム法で許された項目にのっとった化粧品がはじめて、ハラール化粧品だと言えるのです。
城西大學薬學部は、マレーシアのマネジメント科學大學 (MSU) と國際ハラール研究センター(ICHLAS)を設立、ハラール化粧品やハラール醫薬品(漢方薬含む)などのハラール製品の開発やプロモーションに取り組んでいます。
薬學部薬科學科の研究分野
説明の初めに、「元気」と「きれい」が學びのテーマ、と説明したように、城西大學薬學部薬科學科の研究分野は、化粧品だけではありません。薬學部薬科學科では、醫薬品?化粧品?食品の3つの分野の研究開発、製造、販売の専門家を育成しています。簡単に薬、美、食、に分類してみましょう。

<美容を科學する>
化粧品を使う際に皮膚の中で何が起こっているのかを研究します。

<食品成分を科學する>
食品と薬の両方の性質をもつ「機能性食品」の安全性や有効性を調べ、その開発にとりくんでいます。

<肌から吸収できる薬を科學する>
「貼る薬」や「塗る薬」によって、薬物や有効成分を安定して體內に吸収させる事ができます。これらの醫薬品開発に寄與しています。

これらの研究をあわせ生活者の視點に立って健康をプロデュースできる薬科學技術者の養成をめざしています。

では薬學部薬科學科の各研究室を紹介します。研究テーマに興味のある方は、次のところから城西大學薬學部薬科學科のホームページの研究室紹介へリンクしてありますので、クリックしてみてください。
大學院 薬科學専攻(博士前期課程)の研究分
薬學部薬科學科の平成29年3月卒業の學生の進路をみると、卒業生58名の中で大學院進學は31名、そのうち城西大學大學院薬學研究科薬科學専攻(博士前期課程)へ進學した卒業生は29名(50%)です。
城西大學大學院薬學研究科は、「薬科學専攻(博士前期課程)」「醫療栄養學専攻(博士前期課程)」「薬學専攻(博士課程4年制)」「薬科學専攻(博士後期課程)」があります。その中で薬科學専攻(博士前期課程)の研究分野をみてみましょう
より深い専門性と、より広い視野で人びとの「健康」をサポートする、スペシャリスト養成を目指して、また國民一人ひとりが主観的な生活と生命の質を高く維持し、健康のより良い狀態を目指すことを支援できる高度な専門職業人の育成を目指し4つの研究分野があります。こちらも興味のある方はクリックしてみてください。
4つの研究分野
<基礎薬學分野>
<香粧品機能分野>
<食品栄養機能分野>
<醫薬政策管理分野>
薬學部薬科學科の人材育成
薬學部薬科學科は、醫薬品、化粧品、食品のプロデューサーをめざす「well-being(よりよく生きる)」をポリシーに、食べる人、使う人、服用する人の視點に立って、醫薬品、化粧品、食品をプロデュースできる人材を育成します。そのため、3つの分野を相互橫斷しながらトータルで學び、研究開発はもちろん、製造や販売まで攜わることができる、充実した選択科目を設置しています。また、「生活する人」に寄り添った情報を発信するためのカリキュラムは、城西大學ならではの強みです。

薬科學科が目指す人材育成の特徴を書いてみます。

<研究開発ができる薬科學研究者?技術者を育成>
醫薬品だけでなく、化粧品、食品、家庭用品にも化學物質が使われています。人體と化學物質の関係を學び、醫薬品、化粧品、食品の研究開発ができる薬科學研究者?技術者を育成します。

<機能性化粧品のスペシャリストを育成>
皮膚生理に働きかけて健康に保つことを目的とした「機能性化粧品」の安全性をチェックしたり、開発、製造、販売にかかわることのできる専門家の育成に取り組みます。

<3分野を相互橫斷的に學ぶカリキュラム>
醫薬品?化粧品?食品をトータルで學んでいくために、3分野を相互橫斷しながら學びます。薬學科、醫療栄養學科と密接に連帯したカリキュラムは、本學ならではの強みです。

これらから、薬學部薬科學科ではグローバル化、ダイバシティー化が極めて早い速度で進展する地域社會で、近未來に登場する新しい職業にも対応できる「総合的薬科學研究者?技術者」を育成します。すなわち「薬科學」に「境界領域の科學」を組み合わせ、「人文科學」や「社會科學」との接點も関連させ、健康壽命を延ばし、地域環境にも配慮し、人々が安心安全に暮らせる社會に貢獻する醫薬品?化粧品?機能性食品を創造できる人材です。それらとマネジメントを組み合わせ起業したい人、グローバルに活躍したい人の學びの場となっています。また、「健康」を支える高度な技術を修得するため、①充実した講義?演習?実習を通して、より深く専門性を探求すること、②より複雑化していく「健康」を分析するため、専門以外にも領域を超えて學識を養い、多角的にアプローチすること、これら二方向からの學びによって、高度な専門性と幅広い分野に対応できる応用力兼ね備えたバランスの取れた専門家の育成を目指しています。そして、創薬、香粧品開発、機能性食品開発、醫療等、それぞれの現場で「健康」に幅広く貢獻できる、そんなスペシャリストを養成していきます。
薬學部薬科學科の進路と就職
次に進路狀況をみてみましょう。薬學部薬科學科の卒業生はどのような進路があるのか、就職はどうなっているのかです。
平成29年3月卒業の學生の進路をみてみましょう。さきに述べたように、薬學部薬科學科は男女合わせて58名です。そのなかで大學院進學は31名になります。そのうち城西大學大學院薬學研究科薬科學専攻(博士前期課程)へ進學した卒業生は29名です。他2名は他大學大學院に進學しています。卒業生の半數以上が、大學院へ進學したということです。薬學部薬科學科の學生が大學院に進學を希望する理由は、さらに知識を広めるとともに將來は研究職?技術職に就いて働きたいということです。現在、薬學をはじめとする理系學部で學ぶ多くの學生は、學部4年間+大學院2年間=6年間の勉強を経てこそ高度な専門知識を身に付けられ、自分自身の將來像も見えてくると考えています。結果として就職の幅も広がります。また有望な人材を求めている企業も、研究?開発にとりくむ力量のある博士前期課程(修士課程)を終えた學生を必要としています。薬科學科は4年制ですが、大學院へ進學し、2年間の博士前期課程を終えてはじめて、薬科學科の特色ある教育プログラムを完了したと言えます。

城西大學大學院薬學研究科薬科學専攻を修了(大學院の卒業は、一般的に「修了」といいます)した學生の就職先をご覧ください。職種としては多くの大學院修了生が研究?開発にすすんでいます。薬學研究科薬科學専攻を修了した學生が、生活者の視點で研究?開発にたずさわり、より良い製品の開発に取り組んでいるのです。

中野冷機(株) PCIソリューションズ(株) クインタイルズ?トランスナショナル?ジャパン(株) (株)ワールドインテック 東光薬品工業(株) イワキ(株) (株)メディクロス (株)コスモビューティー 科研製薬(株) 帝國製薬(株) (株)マイクロン (株)オムニカ (株)ツムラ (株)メディサイエンスプラニング 救急薬品工業(株) クレイス(株)
會社名では分かりにくいでしょうから、いくつか紹介しましょう。
(株)コスモビューティーは清浄?清潔?美化に関するモノ作りをしている総合メーカーで1986年に化粧品部門は獨立しています。企畫提案から、試作、製造、パッケージデザイン、スケジューリング、納品まで手がけるモノ造りの會社です。“単なるOEMメーカーではない”という事を自負し、薬學研究科で學んだ學生は身に付けた専門知識を生かし、消費者の求めるモノ造りに研究?開発を通して活躍しています。

帝國製薬(株)は創業以來、消炎鎮痛パップ剤のパイオニアとして世界初の溫感パップ剤?経皮吸収型消炎鎮痛パップ剤の開発に成功し、その業界をリードしている會社です。皮膚を通して薬剤を吸収させる開発には、薬學研究科薬科學専攻で學んだ知識や技術が生かされているのでしょう。

救急薬品工業(株)は世界初の醫療用フィルム剤を製品化した會社です。薄さ數十ミクロンである口腔內フィルム製剤は錠剤に比べると、口の中で溶けやすいので飲みやすく攜帯しやすい、患者さんにとってはとても大きなメリットのある製剤です。

薬學部薬科學科卒業生の約半數は大學院へ進學しますが、次に薬學部薬科學科を卒業して就職するときについてお話しします。薬學研究科とはまた違う就職になります。薬學部薬科學科卒業生の職種としては専門知識を兼ね備えた営業職へすすむ卒業生が多くなります。城西大學には「就職部就職課」があります。就職課にはキャリアコンサルタント(國家資格有資格者)が6名(平成29年度)おり、學生のサポートに當たっています。各學部別に進路相談に當たっているため、専門知識によるきめ細やかなサポートを薬學部薬科學科學生としてうけられます。

※2017年12月14日(木)に、薬學部薬科學科の3年生に向けた「就職活動體験発表會」を開催しました。5名の薬科學科4年生就職內定者が発表しました(化粧品メーカー2名?CRO業界1名?製薬メーカー1名?ドラッグストア1名)。この日は大學院薬學研究科薬科學専攻の在學生も聞きに來ていました。<ここからそのニュース記事を見られます


(株)虎昭産業 ニチニチ製薬(株) (株)マリンフレッシュ (株)高座豚手造りハム 救心製薬(株) P&Gマックスファクター(同) 國際協商(株) (株)富士薬品 ウエルシア薬局(株) (株)セキ薬品 アイングループ (株)保健科學研究所 エイツーヘルスケア(株) (株)メディクロス (株)マイクロン (株)サンリツ (株)ミュゼプラチナム (株)江東微生物研究所 八潮中央総合病院 シミック(株)
薬學部薬科學科の入學試験
薬學部薬科學科は、アドミッション?ポリシー(入學者受入の方針 ※2017年度)を次のように定めています。アドミッション?ポリシーとは、學生募集の基本になる考え方のことです。薬學部薬科學科の入試方法は、この基本方針にそって個々に決められます。

薬科學科は、人々の生活の安全確保と健康増進を支援する薬科學研究者?技術者の育成を目指します。したがって以下のような人の入學を求めます。

関心?興味?意欲
●醫薬品関連、機能性食品、化粧品や機能性化粧品などの研究者または開発者になりたいと考えている人
●生命科學関連の研究者になりたいと考えている人
●臨床検査の素養をもった薬科學技術者として、地域社會やグローバル化する社會に貢獻したいと考えている人
●醫薬品、機能性食品、化粧品とマネジメントを組み合わせて起業したいと思っている人
●人々の健康と安心?安全に寄與して働きたいと思っている人

期待する能力:知識?専門性
●薬學?薬科學教育に対応できる十分な基礎學力をもつ人
●高等學校で履修すべき教科?科目 英語、國語、數學、理科(化學、生物)(物理も履修することが望ましい)

期待する能力:態度?人格?思考?判斷?実踐的スキル?表現
●教養を深め、専門知識の向上を目指して、資格取得のため、自ら積極的に學ぶ主體性と意欲をもつ人
●論理的?科學的な思考に基づいて物事の課題や問題點を捉え、解決するために意欲的に努力する人
●基本的なコミュニケーション力?プレゼンテーション力をもつ人

薬學部薬科學科の入學定員は50名、主な入學試験は、指定校推薦入學試験、AO入學試験、一般入學試験、大學入試センター試験利用入學試験です。
指定校入學試験の推薦基準ならびに日程、選考方法等の実施內容は、毎年該當校に通知してお知らせします。この入試に関する情報は在學している高等學校の進路指導擔當の先生にお尋ねください。
一般入學試験は城西大學が獨自に行う學力試験です。大學入試センター試験利用入學試験は、大學入試センター試験の得點で合否を決める試験です。
學生募集の窓口は、入試部入試課です。入試関係の情報は、城西大學公式サイトの「受験生サイト」に詳しく掲載します。オープンキャンパス情報実施する入試の種別や入試日、合格発表日といった日程、入試科目を主とした選考方法Web出願、前年度入試結果一般入試の過去問題、パンフレットなどもここに掲載します。
城西大學薬學部にある3つの學科と城西大學の所在地 (行き方)
城西大學薬學部は城西大學坂戸キャンパスにあります。坂戸キャンパスは、埼玉県坂戸市けやき臺1-1にあります。
薬學部には、薬學科薬科學科醫療栄養學科の3つの學科があります。薬學科は6年制で薬剤師を養成するための學科、醫療栄養學科は管理栄養士を養成するための學科です。薬學部の主な校舎は3棟。16號館、18號館、21號館です。薬學科は21號館、醫療栄養學科は16號館、薬科學科は18號館を中心に研究、教育が行われます。
城西大學坂戸キャンパスには薬學部の他に、社會科學系の経済學部現代政策學部経営學部があり、理系では理學部、さらに城西短期大學もあります。城西大學は、大學院や短期大學も含め、総學生數が8000人を越えます。また、理學部數學科、城西短期大學だけは坂戸キャンパスの他に、東京都千代田區に東京紀尾井町キャンパスで並行して開校していますので、どちらで學ぶかのキャンパス選択ができます。
鉄道利用でのアクセスを詳しく説明しましょう。東武東上線「坂戸」駅から東武越生(おごせ)線に乗り換えて3つ目の「川角」(かわかど)駅で下車して、歩いて10分ほどで城西大學坂戸キャンパスの正門につきます。JR八高線では、八王子方面からですと「高麗川」(こまがわ)駅からシャトルバスで30分、高崎方面からですと「越生」(おごせ)駅で東武越生線に乗り換えて「川角」(かわかど)駅下車になります。「川角」駅は小さな駅ですが、日本醫療科學大學、明海大學歯學部、埼玉平成高校の利用駅にもなっているので、通學時間には大學生や高校生の利用がとても多く活気あふれる駅です。西武池袋線「飯能」(はんのう)駅からもシャトルバスがあり、「坂戸」駅からは女子學生のためのバスも運行しています。
城西大學坂戸キャンパスのある埼玉県坂戸市は、埼玉県の中部にある人口10萬1千人の市で、市の西部を南西から高麗川(こまがわ)が流れ、遠くには秩父連山を見渡せる緑豊かな街です。夏には、夏のお祭りである大迫力の屋臺(山車)やお囃子が太鼓や笛の音色を街中に響き渡らせ、また秋には約3千人の踴り子、19萬人の人々が見學に訪れる一大イベントである「坂戸よさこい」で街は熱気に包まれます。
研究室レポート
それでは最後に研究室レポートを見てみましょう。
こちらは城西大學薬學部2018のパンフレットに掲載されています。
これまで多くの大學が化學合成物質を用いて難病や生活習慣病の治療薬を研究していましたが、今世紀に入ってこれまでの研究方法を踏襲するだけでなく、新しい発想による創薬の開発が求められています。薬粧品動態制御研究室では、薬物を錠剤や注射剤のような投與しやすい形にする「製剤學」をベースに、化粧品の開発、アロマテラピーなどの従來の西洋薬にはない概念を用いた皮膚科學の研究など、さまざまな分野に発展させながら、創薬の新しい可能性を模索しています。
本研究では、城西大學薬學部の理念である「一人ひとりのQOL(quality of life:生活と人生の質)を高め、健康のより良い狀態になるよう支援する」という考えのもと、開発者がつくるべきは「化合物」ではなく人々が手にとりたくなる魅力的な「製品」であると考えています。そのために専門的な薬學知識とともに、コンセプト立案からパッケージデザインに至るまでに必要な企畫力、マーケティング力、製造企業との折衝(?)能力なども重視しています。そうした研究の成果の一つが、基礎化粧品セット「JU45アクアルチア」を大學発の【スキンケア効果に優れた化粧品】第1號として製品化したことです。またその後も血行改善や抗酸化作用などを有するハーブエキスを含んだ洗顔石鹸「JU50ハンガリアンコスメケーキ」、ローズの香りの「JUブルガリアンウォータ」や「ペタル ソバージュ ジョーサイ ローズクリーム」などの製品を本研究室から発表しています。このように「薬學的な視點から化粧品を開発する」という、従來の創薬研究の枠にとどまらない広がりのある新しい分野を開拓しているのです。また、本研究室は留學生の受け入れにも積極的です。マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、中國などアジアからの留學生が約20人以上在籍し、日本の學生とともに熱心に學んでいます。ムスリムの學生も多いことから、アルコールや豚由來の原料を使用しないなど戒律にそって処理された、ハラル化粧品の開発も主導しました。こうした研究?開発は、化粧品生産額が上位である埼玉県內の地域企業との共同で行っています。
このような研究?開発のもと皮膚科學を発展させ、従來にない発想で製品開発に挑んでいるのが薬粧品動態制御學研究室です。
トピックス

その1 JUブルガリアンローズウォータ

城西大學薬學部薬科學科で企畫開発された「JUブルガリアンローズウォータ」が薬學部薬科學科の叡智を結集して作られました。ローズウォータはバラの香気にあふれた化粧水で、特に冬場の乾燥肌や季節の変わり目の敏感肌にも安全に使えるほか、入浴後のボディーローションやヘアーロション、衣類へのスプレー、部屋のフレッシュメントにも使えます
(こちらは城西大學ホームページ 城西大學オリジナルグッズで購入可能です)。

その2 日本の薬學部で唯一のセメスター留學

薬學部薬科學科では、海外の薬學部に約半年間留學し、習得した単位を卒業単位として認定するプログラムを日本の薬學部で唯一行っています。參加する學生は、城西大學の薬學部薬科學科1年次の後期に開講されている科目と同じ科目を海外姉妹校のマネージメント?科學大學で受講します。もちろん講義および試験は英語で行われます。薬學の基礎科目を英語で學ぶことは、"世界で活躍できる人"になることにつながります。

現地報告No.1-1  現地報告No.1-2  現地報告No.1-3

その3 研究室早期配屬制度

成績が特に優秀な學生(上位3分の1)のうち早期配屬を希望した學生は、通常の研究室配屬よりも早く2年生の4月から研究室に配屬することができます。授業時間の合間および授業終了後に配屬研究室で研究に取り組めます。

その4 大學院薬學研究科特例受験(飛び級制度)

極めて成績が優秀な學生で、3年生修了時までに卒業に必要な単位をほぼ修得した者は、城西大學大學院(薬科學専攻博士前期課程)入學試験を受けることができ、合格すれば4年生を経ず大學院へ進學できます(この場合、薬學部薬科學科の卒業を認定するものではありません)。
ミニ講義「化粧品の効果を科學的に考えよう」<夢ナビライブから>
2017年度「夢ナビライブ」で、城西大學薬學部薬科學科教授の徳留嘉寛先生が、「化粧品の効果を科學的に考えよう」のミニ講義を開催して、大人気でした。
その講義は、ここからご覧になれます。(外部リンク)
最後に
城西大學は、建學の精神「學問による人間形成」に基づき、社會に有意な人材を育成するとともに、人類文化の発展に寄與することを理念としています。この「受験生のための 化粧品が學べる 城西大學薬學部薬科學科」を最後まで読まれた方が、建學の精神に賛同され、薬學の世界の化粧品研究に興味や関心をもっていただければ光栄です。
城西大學薬學部薬科學科
所在地:〒350-0295 埼玉県坂戸市けやき臺1-1
城西大學 坂戸キャンパス
設置 2006年(平成18年)4月
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